「より安心して利用できる水道」の構築にむけ、施策の着実な推進に取り組んでいきます。
北千葉広域企業団は、平成14年1月に策定した「北千葉水道新時代21」に掲げる「清浄な水を供給するために」、「安定した給水を行うために」、「健全な経営を目指すために」の3つの事業推進の基本理念のもと、「将来に亘り信頼される水道」の構築に向けた施策の着実な推進に取り組んできました。
しかしながら、「北千葉水道新時代21」の策定から10年が経過し、この間、水道事業を取り巻く環境は大きく変化してきました。
このため、当企業団では、新たな課題解決に向けた施策を明確にし、今後概ね20年間の目指す方向を掲げ、長期的展望にたった事業の計画的かつ効果的な推進を図るため、中・長期の事業計画の根拠となる「北千葉水道新時代21(第2次)」を策定しました。
今後は、「北千葉水道新時代21(第2次)」をもとに事業を推進し、「より安心して利用できる水道」の構築を目指していきます。

信頼される広域水道を将来へ
(安心)安全で良質な水の供給
- 浄水水質の改善
安心して飲める良質な水道用水を安定的に供給するため、浄水水質の改善を図ります。
- 品質管理の一元化等
より一層の安全な水の供給と信頼される水道システムの構築を目指し、品質管理の一元化等を実施します。
(安定)安定した給水
- 現有施設の現況に即した維持管理
各施設の現況に即した所要の運転管理・保守点検業務及び施設保全工事等を適切かつ効率的に執行します。
- バックアップ機能の強化
災害・事故等緊急時におけるバックアップ機能の一層の強化に向け、構成団体との相互応援体制の構築・強化に並行して必要な施設整備に取り組みます。
- 計画給水量の常時供給体制の確立
地域社会に対して減断水等の影響を及ぼさないよう、計画給水量の常時の安定給水体制の確保に向けた取組みを実施します。
- 災害対策等の推進
東日本大震災の教訓を踏まえて、震災等災害対策について更なる推進を図ります。
(持続)健全な経営
- 中長期的視点に立った財政運営の堅持
将来の資金収支を見据えた各設備の計画的かつ効率的な設備投資を行うとともに、建設投資資金に内部留保資金を活用した起債の抑制等による長期債務の圧縮に努めます。
- 効率的な経営の推進
定員管理と確実な技術継承等による人材育成や業務評価等による業務改善及び保有資産の有効活用により、効率的な経営の推進を図ります。
- 地域住民への情報の提供
地域住民に対してホームページや広報誌等を媒体とした情報発信に積極的に取り組みます。
(環境)環境保全
環境への配慮
地球温暖化対策実行計画に基づいた所定の対策を着実に推進し、温室効果ガスの排出削減等に努めます。
(国際)国際貢献
水道分野の国際貢献
水道用水供給事業体として求められる国際貢献について協力体制の構築等に努めます。
前ビジョン「北千葉水道新時代21」はこちらをご覧下さい。[PDFファイル/3.4MB]
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