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水源内訳

更新日:2021年12月24日更新 印刷用ページ表示
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水源

北千葉導水路

 北千葉導水路は、利根川下流部の千葉県我孫子市布佐から柏市の台地を貫き、江戸川の千葉県松戸市主水新田に通じる約30キロメートルの導水路で、このうち、利根川から約3/4の区間が管路、残り約1/4の区間が坂川放水路(開水路)で構成されています。手賀川・坂川周辺地域の洪水を防ぐとともに、水質を浄化し、さらに水道用水、工業用水を確保するなどの多目的導水路です。
 昭和47年5月から実施計画調査を行い、昭和49年4月から建設工事に着手し平成12年に事業が完了しました。
導水路地図

所在地 千葉県我孫子市布佐及び印西市発作地先
千葉県松戸市主水新田地先
河川名 利根川水系利根川及び江戸川
施工主体 国土交通省
新規都市用水量 毎秒10立方メートル

(出展:千葉県総合企画部水政課発行「水のはなし」より)

奈良俣ダム

 奈良俣ダムは、利根川支川楢俣川に建設された多目的ダムです。同時に楢俣川に隣接した湯ノ小屋沢川の水をダム貯水池に導くために、取水堰と導水トンネルを設けています。
 昭和49年4月に調査所を開設し、昭和56年1月に本体発注を行い、厳しい気象条件を克服しつつ工事は進められ、平成3年に完成しました。
奈良俣ダムの画像

所在地 群馬県利根郡みなかみ町藤原地先
河川名 利根川水系楢俣川
施工主体 独立行政法人水資源機構
型式 ロックフィルダム
流域面積 95.4平方キロメートル
総貯水容量 90,000千立方メートル
有効貯水容量 85,000千立方メートル
新規都市用水量 毎秒8.695立方メートル
堤高 158メートル
堤頂長 520メートル

(出典:独立行政法人水資源機構発行「奥利根の水」より)

渡良瀬遊水地

 渡良瀬遊水地は栃木、群馬、埼玉、茨城4県の県境にまたがる、日本で最大級の遊水地です。利根川の中流部付近に位置しており、渡良瀬川、思川、巴波川の3河川が流入し、すぐ下流で利根川と合流しています。3,300ヘクタールに及ぶ面積を活かして洪水を防ぐとともに、生活用水を確保する役割を担っています。
「遊水地化」のための工事は明治44年(1911)に始まり、大正11年(1922)にかけて行われました。この後、遊水地をより効果的に活用するため囲繞堤( い じょうてい)や越流堤(えつりゅうてい)を設ける「調節池化事業」が昭和38年に着工され、昭和45年に第1調節池、昭和47年に第2調節池が概成し、平成9年度には第3調節池が概成しました。さらに、洪水調節や都市用水の供給、流水の正常な機能の維持を行うための多目的貯水池を掘削する「貯水池化事業(総合開発事業)」が昭和51年に着工され、平成2年に概成しました。

渡良瀬遊水池の画像

所在地 栃木県下都賀郡藤岡町及び野木町地先
群馬県邑楽郡板倉町地先
埼玉県北埼玉郡北川辺町地先
河川名 利根川水系渡良瀬川
施工主体 国土交通省
型式 堀込式貯水池、堰
流域面積 8,588k平方メートル
総貯水容量 26,400千立方メートル
有効貯水容量 26,400千立方メートル
新規都市用水量 毎秒2.501立方メートル

(出典:国土交通省関東地方整備局利根川上流河川事務所発行
「渡良瀬遊水地」、「渡良瀬遊水地概要」より)

八ッ場ダム

 八ッ場ダムは、吾妻川の中流に建設する多目的ダムです。利根川下流部の洪水被害を軽減するとともに、首都圏の都市用水の開発を行うもので、治水および利水上きわめて重要な施設となります。
 昭和42年11月に実施計画調査を開始し、令和元年度に工事が完成しました。

八ッ場ダムの画像

所在地 群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯地先
群馬県吾妻郡長野原町大字川原畑地先
河川名 利根川水系吾妻川
施工主体 国土交通省
型式 重力式コンクリートダム
流域面積 711.4k平方メートル
総貯水容量 107,500千立方メートル
有効貯水容量 90,000千立方メートル
新規都市用水量 毎秒22.209立方メートル
堤高 116メートル
堤頂長 291メートル

(出典:国土交通省関東地方整備局配付資料より)

思川開発事業

 思川開発事業は、利根川総合開発の一環として、利根川水系渡良瀬川の支川思川の上流部南摩川に南摩ダムを建設して洪水調節を行うとともに、思川支川の黒川、大芦川を導水路で連絡し水融通を図り水資源開発を行うものです。
 昭和44年度に実施計画調査を開始し、令和6年度完成予定として工事が進められているところです。

思川開発事業お画像

所在地 栃木県鹿沼市上南摩町地先
河川名 利根川水系南摩川、黒川及び大芦川
施工主体 独立行政法人水資源機構
型式 ロックフィルダム
流域面積 12.4k平方メートル (間接流域126.9k平方メートル)
総貯水容量 51,000千立方メートル
有効貯水容量 50,000千立方メートル
新規都市用水量 毎秒2.984立方メートル
堤高 86.5メートル
堤頂長 350メートル

(出典:独立行政法人水資源機構発行「思川開発事業」より)