第16次経営戦略【概要版】全頁 [PDFファイル/980KB]
企業団では、令和7年度から16年度までの10年間の経営戦略を新たに策定しました。
第16次経営戦略では、適切な資産管理に基づいた水道施設の維持管理や更新を引き続き
進めるとともに、近年の諸物価上昇や災害リスクの高まりなどの経営環境の変化にも柔軟
に対応し、水道事業の持続的な経営を確保するために必要な各種施策に取り組みます。
1.経営の基本方針
(1)安全で良質な水道用水の安定的供給
- 必要水量の確保と水道施設の安定稼働
- 良質な水道用水の供給
(2)災害リスクに備えた危機管理対策の強化
- 激甚化・多様化する自然災害に備えた水道施設の構築
- 送水管の二重化によるバックアップ機能の強化
(3)健全経営の確保
- アセットマネジメントを活用した水道施設の計画的な更新
- 事業運営に必要な人材の確保・育成
- 適切な給水料金の設定
2.基本施策等
安全な水道用水の安定した供給
【取組1】安定給水の確保
- 水源開発状況を踏まえた必要水利権の確保
- アセットマネジメントに基づく水道施設の適切な維持管理
- 浄水施設能力の確保
- 送水管更新事業の実施
【取組2】水質管理体制の強化
総合的な災害対策の実施
【取組3】防災・減災対策の強化
- 災害・事故等に強い施設整備の実施
- 大規模浸水被害を想定した浸水対策の検討
【取組4】災害時の対応力の強化
- 災害時に備えた送水管路管理運転の実施
- 危機管理能力の充実・強化
経営基盤の強化
【取組5】アセットマネジメントの実践による効率的・効果的な事業運営
- アセットマネジメントに基づく計画的な施設更新
- 中長期的視点に立った基幹施設の整備計画策定
【取組6】持続可能な経営基盤の強化
- 事業運営に必要な人材の確保・育成
- 健全かつ持続的な経営の確保
- 地球温暖化対策の推進
- 効果的な広報活動の実施
3.計画期間の財政収支(令和7~16年度)


4.用水供給料金
用水供給料金については、令和7年度から9年度の料金単価を据え置くこととし、以下のとおり
設定しました。
なお、令和10年度以降の料金単価については、令和6年度以降の決算等を踏まえながら、料金の
算定方法も含めて改めて検討していくこととします。
基本料金単価
53 円/立方メートル(税抜き)
使用料金単価
10 円/立方メートル(税抜き)
基本水量
R7~R8:日量 499,800立方メートル(安定水利権量)
R9 :日量 525,000立方メートル(安定水利権量)
適用期間
令和7年度から令和9年度 3年間
<外部リンク>
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